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【2025年最新】車検を安く受ける方法(コツ)7選!!|車検の仕組みやポイントを知って賢く節約しよう!

【2025年最新】車検を安く受ける方法(コツ)7選!!|車検の仕組みやポイントを知って賢く節約しよう!

「そろそろ車検の時期かぁ……。またお金かかるんだろうなぁ。」

そんなふうにため息をつきながら、なんとなくネットで調べていてこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

実際、車検には7万〜10万円以上かかることも珍しくありません。
日々の出費をやりくりしている中で、この金額はかなりの痛手ですよね。

ネットではよく、「ユーザー車検にチャレンジ!」「普段からこまめに整備を!」なんて節約術が紹介されています。
でも、こんなふうに感じたことはありませんか?

「いや、それができたら苦労しないし…!だから、こうやって検索してるんでしょ」

そうなんです。
車に詳しくなければ、いきなり自分で整備したり、陸運局に行ったりするのはハードルが高すぎますよね。

そこでこの記事では、車の知識がない方でもすぐに取り入れられる、現実的な「車検を安く済ませる方法」を7つご紹介します。

POINT

  • 具体的で今日から実践できる!
  • どんな車種/年式でもOK
  •  特別な準備や道具は不要
  •  ちょっと知っておくだけで、数千円〜数万円の差が出ることも!

「どうせ避けられないなら、せめて少しでもお得に受けたい」
そんな気持ちに寄り添いながら、やさしく・わかりやすお伝えしていきます。

ぜひ最後まで読んで、ムリなく・ムダなく、安心して車検を受けるヒントを持ち帰ってくださいね。

車検とは?

車検とは、「自動車検査登録制度」の略称で、道路運送車両法に基づいて定められた制度のことを指します。自動車が安全に公道を走行できる状態か、環境基準に適合しているかを国がチェックする仕組みで、日本では乗用車なら新車から3年目、それ以降は2年ごとにこの車検を受けなければなりません。

▶ 詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
👉車検とは?車検制度の説明や車検業者の比較、安く受けるコツまで徹底解説

車検の項目はどこで受けても基本同じ

実は、どこで車検を受けても検査される項目自体は法律で決まっているため、ほぼ同じです。

点検項目には、ブレーキの効き具合、ライト類の点灯、タイヤの溝、排気ガスの成分などがあります。つまり、「車検を通すために必要な検査」は全国どこでも共通です。

ではなぜ価格に違いが出るのでしょうか?
それは、「工賃」や「部品の価格」、そして「サービス内容」が違うからです。だからこそ、賢く選ぶことで、支払う金額に大きな差が出てくるんです。

車検費用の内訳は?

車検にかかる費用は、大きく以下の3つに分かれます。

費用の種類内容の説明
法定費用重量税、自賠責保険料、印紙代。どこで受けても同じ金額。
車検基本料車検代行・整備・書類作成にかかる費用。
追加整備費用タイヤ交換、ワイパー交換など、不良があった場合の追加整備費用。

つまり、「法定費用」はどうしても必要なお金。でも、「車検基本料」と「追加整備費用」をどう削減するかで車検総額費用が大きく変わるんです。

ここからは車検費用を少しでも安くするための方法を7つご紹介していきます!

車検を安く受ける方法7選

①レバーレートを確認する|整備料金の仕組みを知ろう

車検や整備の費用って、実は「感覚」で決めているわけではなく、ある程度ルールがあります。そのひとつが「レバーレート」と呼ばれる料金体系。

レバーレートとは?

簡単に言うと「整備士1人が1時間作業したらいくら」という時間単価のこと。

例えば、以下のように事業者ごとに設定されています。

業態レバーレートの目安
ディーラー10,000〜12,000円
カー用品店8,000〜9,000円
ガソリンスタンド6,000〜7,000円
車検専門チェーン6,000〜8,000円
ローカル整備工場7,000〜9,000円
  • 仮に、レバーレートが8,000円の工場で2時間の整備作業が必要なら、
    8,000円 × 2h = 16,000円(+部品代)
    という計算になります。

「工数を操作すれば料金を調整できるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実際には整備工場はほとんどの場合、専用の整備ソフトを使って作業時間を自動で算出しているため、恣意的な操作はできない場合が多いです。

法律で定められた点検・整備項目に大差はないからこそ、レバーレートが安い工場=費用が安くなる可能性大というわけですね。

レバーレートを知りたい場合は、店舗に電話をして「レバーレートはいくらですか?」と聞いたら教えてくれると思うので、比較検討の材料にしましょう。

②繁忙期(2月後半〜3月)を避ける

車検って「混む時期」と「すいてる時期」があるのをご存知ですか?

この時期は新車購入が最も多いため、3年・5年ごとの車検が集中します。つまり、どの整備工場も「勝手にお客さんが来る」時期。

逆に「工場が回らなくなるからこれ以上受け付けられない」という状態もよくあります。そんな時にわざわざキャンペーン等でお客さんを増やそうとはしませんよね?

逆に、5月〜6月や9月〜11月などの閑散期は、集客のためにお得な特典を用意していることが多いんです。

繁忙期を避けるだけで、割引やプレゼントなどの特典が受けやすくなるので、少し時期をずらして予約してみましょう。

③ キャンペーンや特典を活用する

多くの店舗では、集客のためにさまざまなキャンペーンや割引特典を実施しています。

例えばこんな感じです。

🔸 ガソリンスタンド系の車検

  • 車検を受けるとガソリンが〇円/L引きになる

  • オイル交換無料券や洗車無料券がもらえる

→普段の給油が少しずつ安くなるので、長期的に見てかなりお得になる場合があります。

🔸 カー用品店の車検

  • 車検実施でポイント還元(例:○○○○円相当)

  • 車検後に使えるカー用品の割引クーポンをもらえる

→チャイルドシートやタイヤなど、カー用品の買い替えがある人にはうれしい内容です。

🔸 その他の割引

  • 商品券プレゼント(QUOカードやAmazonギフトなど)

  • 選べるグルメギフト進呈

  • 「○日前までの予約で〇円割引」といった早期予約特典

→例:「車検の2ヶ月前予約で3,000円オフ」など。早めの行動でしっかり差がつきます。

ただし、特典は予約時に申告が必要だったり、ネット予約限定のものも多いので、条件は事前にしっかりチェックしておきましょう!

④ 割引や特典の内容をしっかり見る

一見、車検基本料金5,500円~!と書かれているような安い車検料金でも、「代車が有料」だったり「土日だと追加料金がかかったり」、HPで書かれている金額が「税金を除く金額」だったりする場合も多くあります。そういった事業者に頼むと、結局安くならないケースもあるため、割引総額の内訳や特典の内容をしっかりと確認するようにしましょう。

割引や特典でチェックするべきポイント

  • 代車が有料
  • 土日対応が有料
  • 適用されない割引が入っている
  • LINE登録等、登録しないと割引にならない
  • 法定費用(税金)が車検料金に入っていない
  • 車検見積もり自体が有料

⑤ リビルトパーツを使う|コスパ◎の選択肢

「リビルトパーツ」とは、廃車などから取り外した部品を修理・洗浄・検査して、新品同様に仕上げた再利用部品のこと。いわば、車の“ジェネリック部品”です。

新品と同じくらいの品質でありながら、価格は半額〜3割程度安くなることが多いのが魅力。

特に古めの車に乗っている方や、費用を抑えたい方には強い味方。

ただし、中古部品になるので、取り寄せになる場合がほとんどで、車種によってはリビルト品が存在しない場合もあります。そのため、希望する場合は、事前に店舗のスタッフに相談しておきましょう。

⑥見積もりに余計なオプションがないかチェック

車検見積もり時に、車検に関係のないオプションや整備を入れられていたりする場合も多くあります。

車検に関係ない代表的なオプション

  • 下回り洗浄
  • コーティング
  • エアーフィルター交換
  • ブレーキメンテナンス(パット・ローター研磨)

これらが悪いわけではありませんが、「必須なのか?任意なのか?」を見極めることが重要

「車検を通すために必要な項目」と「おすすめしている項目」を分けて記載してください、とお願いするだけで、車検費用が大幅に下がる可能性があります。

ただし、状態によっては車検に関係はなくても、やったほうがいい整備・オプションはあるので、しっかりスタッフの話を聞いて決めることをおすすめします。

⑦ 複数の事業者から見積もりを取る

車検費用を安くしたいなら、1社だけで決めるのはもったいない!
なぜなら、同じ車・同じ内容の整備でも、工場によって費用はまったく違うからです。

複数見積もりを取れば

  • レバーレートの違い
  • 提案される整備項目の違い
  • 割引の有無

などが見えてきて相場感を養うことができます。

車に乗っていると、車検以外でもお世話になることが多いですよね?

車検は、そういったときに頼れる店を探すいいきっかけにもなります。

最低でも2社以上、できれば3社くらい比較したいところです。

ムリなく・ムダなく、賢く車検代を節約しよう

車検は、避けて通れない大きな出費。でもちょっとした工夫や意識で、数千円から数万円の節約も夢ではありません。

今回ご紹介した7つのコツは、どれも特別な知識や技術がなくても実践できるものばかり。

「レバーレート」なんて聞き慣れない言葉も、意味を知れば業者選びの参考になるし、「繁忙期をずらす」「キャンペーンを活用する」といったタイミングの工夫も、誰にでもすぐにできます。

そして何より、「見積もりを比較する」ことは、賢く車検を選ぶうえで最も大切なステップです。
どこで、どんなサービスを、どれくらいの費用で受けられるのか?を事前に知っておくだけで、安心感も違ってきますよね。


「少しでも安く、でもちゃんとした車検を受けたい」
そんなあなたの気持ちに応えてくれるのが、車検比較サイトの存在です。

  • 各店舗の車検費用や整備項目
  • 実施中の割引やキャンペーン
  • 口コミや評価

こうした情報を一括でチェックできるので、「どこがいいのか分からない…」と悩む時間も節約できるので、気になった方は一度探してみるといいかもしれません。

お金のことも、車のことも、難しく考えなくて大丈夫。
できることから少しずつ、ムリなく・ムダなく、車検代を賢く節約していきましょう。

あなたの車検が、気持ちよく終わりますように。